
もちろん、可能です!
実際に筆者は2019年、海外(上海)に住みながら宅建試験に一発合格しました。
この記事では、私が実際に海外から宅建に合格した際に使った勉強法を、わかりやすく紹介します。

海外在住の方だけでなく、独学に不安を感じているすべての方に役立つ内容です。ぜひ参考にしてください!
なぜ今、海外から宅建を目指す人が増えているのか?
海外から宅建を目指す理由は大きく2つあります。
海外在住者が宅建を目指す理由
日本帰国後の転職や副業に強い武器になる
海外在住中でもオンラインで勉強&受験がしやすくなってきた
まず、宅建は日本の不動産業界でほぼ必須ともいえる国家資格です。
日本の不動産に世界から注目が集まるいま、海外在住の経験を活かして不動産業界への転職を目指す人も増えています。
さらに最近では、通信講座やオンライン教材の充実により、海外からでも本格的な試験対策が可能になりました。
通学しなくても、スマホ1台で学べる環境が整ってきたのです。

転職にも、日常生活にも役に立つので、将来を見据えて取るべき国家資格ナンバーワンです!
なお、宅建試験の内容や合格率などの詳細は、以下の記事でわかりやすくまとめています。
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海外での宅建おすすめ勉強方法
海外に住んでいると、通学して宅建を勉強するのは難しいですが、効率的な独学や、通信講座を活用することで私のように十分合格を狙えます。
ここでは、私が海外で宅建に合格した経験をもとに、おすすめの勉強方法を順番に紹介します。
1:まずは参考書やテキストを読んでみる
宅建の学習では「いきなり過去問を解くよりも、まず全体像をつかむこと」が大切です。
そのためには、入門向けの参考書やテキストを1冊、じっくり読むことをおすすめします。
- 1回目:わからない言葉があっても気にせず、とにかく最後まで読み切る
- 2回目:1回目で見た内容がつながり始め、理解がぐっと深まる
書籍は日本への一時帰国時に購入するのが理想ですが、最近ではKindle版やPDF教材もあるので、海外からでも入手しやすくなっています。


漫画式やイラスト付きで、大枠をつかむことで、難しい専門用語のイメージをつかむことができます。
2:過去問を繰り返し解く
宅建試験で最も重要なのが「過去問対策」です。
合格者の多くが口をそろえて「過去問がすべて」と言うほど、繰り返し解くことが合格への近道です。
- 過去問を解けば、出題パターンに慣れることができる
- 頻出論点やひっかけ問題の傾向がつかめる
- 応用問題にも対応できる「思考力」が自然と身につく
実際に私は同じ過去問題集を5周以上やりました。
間違えた箇所に印をつけて復習を重ねることで、自然と解ける問題が増えていきます。


過去問はただ繰り返すだけではだめです。
「なぜこの選択肢が正しくて、他が間違っているのか」まで毎回しっかりチェックすることが大切です。
これにより、初見の応用問題にも柔軟に対応できる力が身につきます。
3:覚えるのではなく、忘れないことを重視する
宅建の学習は、民法・宅建業法・法令上の制限など、多くの科目を順番に学ぶため、あとから学んだ内容に押し出されて前の知識を忘れてしまうことがよくあります。
そのため、「覚える」ことよりも「忘れない仕組み」を作ることが合格への近道になります。
ポイントは、複数科目を並行して復習し、自分の進捗を“見える化”すること。


4:隙間時間を活用する
知識を忘れないためには、隙間時間を活用して常に知識に触れておくことが大切です。
忙しい海外生活ではまとまった時間が取りにくいことが多いため、隙間時間を使った「ながら勉強」が非常に効果的です。
例えば、朝の散歩時にイヤホンで講義を聞いたり、移動時間を使って復習したりする工夫が役立ちます。
「ながら勉強」は、覚えることよりも忘れないことを重視する学習法に直結し、記憶の定着をサポートします。隙間時間をうまく利用し、効率的に学習を進めましょう。

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5:宅建動画を活用する
参考書を読むのと同時に、YouTubeで宅建の解説動画を見ることをおすすめします。
参考書だけでは分かりづらい部分も、動画で解説を聞くと理解が深まります。
私の中で特におすすめが「棚田行政書士の不動産大学」
大手不動産会社で営業トップだった棚田先生が運営。宅建の勉強以外にも不動産実務の話や、視聴者の質問に答える「宅建合格ラジオ」など息抜きコンテンツも豊富です。
複数の講師の説明を比較しながら進められるので、自分に合った勉強スタイルが見つけやすくなります。


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なお、海外ではYouTubeの視聴が制限されている地域もあるため、その場合はVPNを利用すると良いでしょう。
6:宅建漫画で「息抜き」しながら差をつける
宅建の勉強は長期戦になるため、毎日決められた時間をコツコツ続けることが大切です。
しかし、勉強できない日や気分が乗らない日もありますよね。
そんなときには、息抜きとして宅建に関連する漫画を読むのがおすすめです。
漫画を通して、宅建に必要な知識を楽しく学ぶことで、リラックスしながら勉強のモチベーションを保てます。
また、漫画は視覚的に情報が伝わるため、記憶に残りやすく、理解しやすいのも利点です。

宅建の勉強に役立つおすすめの漫画を、以下の記事で紹介しているからぜひ見てください。
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7:模擬試験で本番を体感する
宅建試験では、本番特有の緊張感や時間配分の難しさが合否を分けるポイントになります。
だからこそ、1~2カ月前から模擬試験に取り組み、「本番を体で覚える」ことが重要です。
模試といっても、わざわざ会場で受ける必要はなく、市販の予想問題集や模試問題集を使って、自宅で本番と同じ120分間で解いてみるだけでも、十分効果があります。
できるだけ静かな環境を整え、時間を計って集中して取り組むことで、本番の空気感や焦りへの耐性が自然と身につきます。
模試は1~2カ月前から少なくとも2回は受けて、苦手分野の発見と仕上げの両方に活用しましょう。


私自身も試験前に3回ほど模試を受け、間違えた問題や迷った選択肢を丁寧に復習することで、本番でも落ち着いて対応できました。
すべてを網羅できる通信講座「フォーサイト」
ここまで紹介してきた宅建の勉強法──
基礎の理解・過去問演習・記憶の定着・隙間時間の活用・モチベーション維持・模試での実戦練習…
これらをすべて一つの教材にまとめたのが、フォーサイトの宅建講座です。
とくに以下に当てはまる人におすすめです。
- 宅建を初めて学ぶ人
- 結局、どこから手をつけていいか分からないという人
- 短期間で効率よく合格したい人

海外からもWEBで簡単に申し込め、教材はほぼオンラインで利用できるのでおすすめです!
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まとめ:独学でもいける!不安を感じたら通信講座に!
ここまで、宅建試験に合格するための7つの勉強法をご紹介しました。
合格するための7つの勉強法
- 参考書で全体像をつかむ
- 過去問を繰り返す
- 忘れない仕組みを作る
- 学習のペースを整える
- 漫画などで気分転換
- 模試で本番を体感する
- 学習スケジュールの管理
そして最後にご紹介したように──
これらの対策を「すべて一つ」で実践できるのが、フォーサイトの通信講座です。
宅建の勉強は、長丁場でモチベーションが保ちづらく、途中で挫折してしまう方も多い試験です。

限られた時間の中で、最短で合格を目指すなら、最初から通信講座を活用するのが賢い選択です。
まずはフォーサイトの公式ページから無料資料を請求して、教材や講座の内容をぜひチェックしてみてください。