
結論から言うと、高額な観光よりも「日本の日常体験」こそが一番思い出に残ります。
テーマパークや観光地ももちろん人気ですが、実は近所の花火や学校行事、ファミレス体験のほうが「新鮮!」と感じてもらえることが多いのです。
とはいえ、受け入れ側にとっては安全や費用、スケジュール管理など心配ごともたくさんありますよね。
私も実際に中国人中学生を10日間ホームステイで受け入れましたが、事前準備や工夫次第でお互いに安心して楽しめる滞在になりました。

この記事では、私が実際に受け入れたときに特に喜ばれた6つの体験を紹介します。
「これを読めば、とりあえず準備に迷わない!」という具体的なヒントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
ホームステイ受け入れ|おすすめイベント6選
ここからは、私が実際に中国人中学生を受け入れたときに特に喜ばれた体験をもとに、6つのおすすめイベントをご紹介します。
ホームステイおすすめイベント
- テーマパークに行く(ディズニー・USJなど)
- 花火を楽しむ(大会 or 手持ち花火)
- 文化祭に参加する(学校行事見学)
- 農業体験をする(収穫・田植えなど)
- ファミレスで食事する(日本の“ふつう”を体験)
- アニメショップに行く(秋葉原・池袋など)
「非日常の観光スポット」よりも、むしろ「日本のふつうの日常」が思い出になることが多いのがポイントです。
ひとつずつ詳しく紹介します。
1. テーマパークに行く(ディズニー・USJなど)

子どもたちの自主性を尊重して、私は送り迎えだけ
評価
- おすすめ度:★★★★★
- 所要時間:1日
- 予算目安:高
日本旅行のハイライトとなる定番スポット。
写真や動画も映えるので、思い出づくりに最適です。
ただし混雑日は体力を消耗しがちなので、事前に回りたいエリアを3つだけ厳選しておくと安心。
中学生以上なら子ども同士だけで回れるので、ホストファミリーの休憩時間にもなります。

2. 花火を楽しむ(大会 or 手持ち花火)

庭や公園でも楽しめる、気軽な日本の夏体験
評価
- おすすめ度:★★★★☆
- 所要時間:1〜3時間
- 予算目安:低〜中
日本の夏を象徴する体験。
大規模な花火大会は迫力があり、喜びも大きいですが、人混みや移動で疲れやすいのが難点です。
気軽に楽しむなら手持ち花火がおすすめ。写真映えもしやすく、短時間でも盛り上がります。
買い物から一緒に行って「どの花火にする?」と選ばせると、体験そのものがイベントになります。

3. 文化祭に参加する(学校行事見学)

文化祭は日本ならでは。子どもたちの目が輝く体験
評価
- おすすめ度:★★★★★
- 所要時間:半日〜1日
- 予算目安:低
国によっては文化祭そのものが珍しく、特別な体験になります。
普通の旅行では体験できない「学校行事の空気感」を味わえるのが大きな魅力です。
言葉が通じなくても、生徒たちが一生懸命に舞台や模擬店を楽しむ姿を見るだけで、「日本の学校に通いたい!」と感じてもらえることもあります。
特に日本留学を考えている学生にとっては、リアルな学校生活をのぞける貴重な機会です。
ただし、校外者の入場ルールや写真撮影の可否は事前に確認しておきましょう。
4. 農業体験をする(収穫・田植えなど)

収穫してすぐ食べるからこそ味わえる特別な甘さ
評価
- おすすめ度:★★★★☆
- 所要時間:2〜4時間
- 予算目安:中
都会育ちの子には新鮮な「土に触れる」農業体験。
普通の旅行ではなかなかできない体験だからこそ、強く印象に残ります。
農家の方や農業法人が行っているイベント、市役所のボランティア募集などをチェックすると参加しやすいです。
収穫後にBBQや試食をセットにすると、満足度が一気に高まります。

5. ファミレスで食事する(日本の“ふつう”を体験)

手軽でも満足度◎ 日本のファミレス体験
評価
- おすすめ度:★★★★☆
- 所要時間:1〜1.5時間
- 予算目安:低〜中
日本人にとってはごく普通のファミレス体験も、外国の子どもたちにはとても新鮮で人気です。
特にタブレットでの注文やドリンクバーは「日本ならでは!」と喜ばれるポイント。
また、ホームステイ中は毎食を手作りするのは大変ですし、外食はコストもかかりがち。
その点、ファミレスなら価格も抑えられて、ガスト・サイゼリヤ・バーミヤンなどバリエーションも豊富。
上手に取り入れることで、ホスト側の負担軽減と子どもたちの満足度アップが同時に叶います。
6. アニメショップに行く(秋葉原・池袋など)

“宝探し気分”でお気に入りのグッズ探し
評価
- おすすめ度:★★★★★
- 所要時間:2〜3時間
- 予算目安:中
日本のアニメ・マンガ文化は海外でも大人気。
秋葉原や池袋のアニメイトなど大型ショップに行けば、半日あっても飽きないほど楽しんでくれます。
「大都市までは行けない」という場合でも、ショッピングモール内のグッズ売り場で十分盛り上がります。
さらに意外な穴場がセカンドストリートのような中古ショップ。掘り出し物を見つける喜びがあり、宝探し感覚で長時間楽しめます。

筆者のホームステイ受け入れ体験談はこちら
実際にどのように工夫して受け入れを行ったのか、料金設定をどうしたかなどをまとめています。
受け入れ前に感じていた不安や、実際に子どもたちが喜んでくれたポイントなど、リアルな記録を読みたい方はこちらをご覧ください。
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ホームステイ受け入れの注意点まとめ
ホームステイをホストファミリーとして成功させるには、安全・費用・事前準備の確認が欠かせません。
特にアレルギーや宗教的配慮、撮影の可否などは事前にチェックしておかないとトラブルにつながることも。
受け入れを決めたら、まずはこちらを必ず確認してから準備を始めましょう。
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まとめ “日本の日常体験”が一番の思い出に
この記事では、ホームステイで外国人の子どもを受け入れる際に特に喜ばれた6つの体験をご紹介しました。
振り返ってみると、やはり高額な観光よりも「日本のふつうの日常体験」こそが心に残ることが多いと実感しています。
今回紹介したおすすめイベント
- テーマパークに行く(ディズニー・USJなど)
- 花火を楽しむ(大会 or 手持ち花火)
- 文化祭に参加する(学校行事見学)
- 農業体験をする(収穫・田植えなど)
- ファミレスで食事する(日本の“ふつう”を体験)
- アニメショップに行く(秋葉原・池袋など)
ホームステイ受け入れを成功させるポイントは、子どもの興味や体力に合わせて日常体験を組み合わせること。
そこに安全・費用・事前準備の工夫を加えれば、ホストファミリーも子どもたちも安心して楽しめます。