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海外在住者必見|住民票を抜いたら健康保険は?4つの備えと選び方ガイド

ねこすけ
ねこすけ
海外に住んでるけど、日本の健康保険ってどうなってるの?住民票抜いたら保険も消えるのかな…?

結論から言うと、住民票を抜いた時点で健康保険は脱退扱いとなり、日本の医療制度は原則利用できなくなります。

とはいえ、海外在住中でもできる対策はいくつかあります。

健康保険をどう扱うかは、あなたやご家族のライフスタイルによって選択肢が変わってきます。

この記事を書いてる人

✔海外在住20年以上

✔上海で旅行会社経営

✔海外在住中に宅建など資格取得

✔現在は日本で不動産業を兼務

✔日本帰国2年で4つの国家試験に合格

筆者も長年海外で暮らしてきましたが、現地での突然の病気やケガなどを経験して、「セーフティネットの重要性」を痛感しました。
ごりへい
ごりへい

保険の備えは、安心して暮らすための土台です。

この記事でわかること

  • ✅ 健康保険の基本的な仕組みと海外在住中の扱い
  • ✅ 住民票の有無でどう変わる?4つの選択肢と特徴
  • ✅ 筆者の実体験から見えた「おすすめの備え方」

健康保険とは?簡単に仕組みをおさらい

日本の健康保険制度は、病気やケガ、出産などに備えるための公的医療保険です。

ねこすけ
ねこすけ
日本に住んでいれば、基本的にみんな健康保険に入ってるんだよね?

はい、その通りです。

住民票が日本にある人は、国民健康保険や会社の健康保険など、いずれかに原則加入します。

健康保険の基本ポイント

  • ✅ 通院・入院時の医療費は原則3割負担
  • ✅ 医療費が高額になったときは「高額療養費制度」でカバー
  • 出産育児一時金や傷病手当金などの給付もあり

つまり、健康保険は「もしものとき」の生活を支えるセーフティネットなんです。

 

海外在住者はどうなる?住民票とセットで変わる

ねこすけ
ねこすけ
海外に引っ越すと、健康保険って自動で切れちゃうの?

実は、健康保険の加入・脱退は「住民票」とセットで動きます。

住民票と健康保険の関係

  • 🏠 住民票を抜く: 健康保険は自動的に脱退。保険証は返却
  • 🏠 住民票を残す: 引き続き加入可能(ただし保険料が発生)
筆者も海外に渡航した際、「住民票を抜いたら医療費は実費」という現実にちょっと焦りました…
ごりへい
ごりへい

このように、海外在住になったタイミングで健康保険の扱いも大きく変わるため、事前の対策や理解がとても重要です。

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海外移住の必須ガイド:住民票の抜き方と海外転出届の重要ポイント

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海外在住者の健康保険対策4選

住民票を抜くと健康保険は使えなくなりますが、実は海外在住者にも選べる対策はいくつかあります。

どの方法が適しているかは、帰国の頻度・滞在の長さ・家族構成・保険料の負担などによって異なります。

ここでは代表的な4つの対策を、それぞれの特徴と筆者の体験も交えて紹介します。

1. 帰国時だけ一時的に加入する

海外に住んでいても、帰国時に市区町村で申請すれば、一時的に国民健康保険へ加入することができます。

病院にかかる予定があるタイミングだけ加入し、再び海外へ出る際に脱退するという方法です。

この方法は、とくに子どもがいる家庭にはおすすめです。

小さなお子さんは発熱やケガなどで病院に行く機会も多いため、一時的でも3割負担で受診できるのは大きな安心材料になります。

ただし、毎回手続きが必要になるため、短期滞在や緊急受診を予定している場合は余裕を持って動くことが重要です。

メリット・デメリットは?

〇メリット:日本の病院で3割負担で診察・治療が可能

×デメリット その都度役所での加入・脱退手続きが必要。海外滞在中は保険対象外

友人家族は、毎回帰国するたびに住民票を戻して一時的に国保に加入していました。
ごりへい
ごりへい

正直、役所での手続きは少し面倒だけど、「日本で小児科にかかれる安心感はやっぱり違う」と話していました。

 

2. 住民票を残して継続加入する

日本から海外に引っ越す際、住民票を抜かずにそのまま残しておくことで、引き続き健康保険に加入し続けることができます。

この方法は、短期での出国を繰り返す方や、日本に家族が残っているケースなどに向いています。

ただし、海外に1年以上滞在する場合は、本来は住民票を抜くことが義務とされています。

現実には、一定期間での帰国を繰り返す人などが住民票を残すケースもありますが、自治体によっては確認や指導が入る場合があるため、事前に窓口で確認しておくのが安全です。

また、住民票を残しておくことで健康保険の維持だけでなく、年金の継続加入や行政サービスの利用といった面でもメリットがあります。

メリット・デメリットは?

〇メリット:健康保険証を維持でき、帰国時に手続き不要。海外療養費制度が使える可能性も。

×デメリット:住民票を維持することで、住民税や国民年金の支払い義務が発生。

我が家も子どもが生まれたタイミングで、住民票を戻しました。
ごりへい
ごりへい

住民税の負担は正直大きかったですが、その分、日本へ本帰国したあとの安心感は何ものにも代えがたいと感じています。

 

3. クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用

海外に出る際、クレジットカードに自動で付帯する海外旅行保険を使えば、特に準備がなくても最低限の医療保障を受けられる場合があります。

この方法は、一人暮らしの短期滞在者や出張が中心の方におすすめ。

軽度のケガや発熱などであれば、キャッシュレス治療に対応した病院もあるため、ある程度の安心材料になります。

注意点としては、ほとんどのカードが「渡航から90日以内のみ補償対象」であり、長期滞在や現地生活には向いていません。

とはいえ、「とりあえずの保険がほしい」人にとっては、コストをかけずに持てる有力な選択肢です。

メリット・デメリットは?

〇メリット:年会費無料カードでも自動付帯の医療保険がある。キャッシュレス病院が使える場合も。

×デメリット:補償は90日までの短期滞在が中心。利用には条件や事前連絡が必要なケースも。

私の知人は、出張や短期滞在のたびにクレカ保険だけで対応していました。
ごりへい
ごりへい

軽い発熱や怪我程度なら、これで十分だったそうです。

 

4. 海外旅行・駐在員向けの民間保険を契約する

海外での長期滞在や、家族と一緒に現地で暮らす予定がある方にとって、最も安心度が高いのが民間の海外医療保険です。

中でも、海外旅行保険・駐在員向け保険は、現地の医療費が高額な地域(アメリカ、カナダなど)でもしっかりカバーしてくれます。

救急搬送、入院、手術、通訳、歯科、死亡補償なども対象になることが多く、「いざというときにお金の心配をせずに治療が受けられる」のが最大の魅力です。

メリット・デメリットは?

〇メリット補償範囲が広く、現地での医療・入院にも安心して対応できる。

×デメリット月1~3万円台と保険料が高め。長期契約は年払いになるケースも。

実は知人の家族が海外で不慮の事故に遭ったことがありました。

そのとき、現地での治療費に加えて、日本への医療搬送にも数百万円かかったそうです。
ごりへい
ごりへい

海外医療保険に加入していれば、こうした緊急搬送や通訳サポートまでカバーされるため、金額は高くても「いざというときの安心感」は段違いです。

 

筆者の体験談|家族ができて変わった保険への向き合い方

20代の頃の私は、クレジットカードの付帯保険だけで十分だと思っていました。

一人で海外に住んでいた当時は、「何かあっても帰国すればいい」と軽く考えていたんです。

当時は、健康保険や年金のことなんて、正直ほとんど気にしていませんでした。
ごりへい
ごりへい

しかし、結婚して子どもが生まれると状況は一変。

「家族に何かあったとき、すぐに医療が受けられる環境じゃなきゃダメだ」と感じるようになりました。

そこで私は、海外在住中に住民票を日本に戻し、国民健康保険と国民年金の両方に加入

現地での生活は続けながらも、日本の社会保障制度をしっかり活用することにしました。

私が選んだ組み合わせ

  • 住民票を戻して国民健康保険と国民年金に加入
  • クレジットカードの海外旅行保険も併用してリスク分散

このおかげで、「医療」「年金」の両面で将来の備えができたと実感しています。

保険や年金はライフスタイルとともに見直すのが正解だと思います。
ごりへい
ごりへい

海外在住中の生活スタイルに合わせて「今の自分に必要な備えは何か?」を考えましょう。

 

まとめ|健康保険も“ライフスタイルに合わせて選ぶ”が正解

海外で生活していると、日本の医療制度から遠ざかっているように感じるかもしれません。

でも、万が一のときに「どこで、どの医療を、どう受けるか」を考えることは、

自分や家族を守るうえで、とても大切なことです。

この記事のまとめ

  • 住民票を抜くと健康保険は脱退扱いになる(保険証も返却)
  • 海外在住者の保険対策は4つ:一時加入/住民票を残す/クレカ保険/民間保険
  • 家族構成・滞在期間・リスク許容度に応じて、柔軟に選ぶのがカギ
  • 筆者は住民票を戻し、国保+クレカ保険の併用で備えている

今すぐ使うものではなくても、健康保険は「安心の土台」になる存在です。

私自身、「まぁ大丈夫だろう」と思っていた時期もありました。でも、実際に家族ができてからは、将来の備えが「もしも」ではなく「いつか」に変わって感じられるようになったんです。
ごりへい
ごりへい

どの方法が正解かは、人によって違います。

でも、「自分にとって最適な保険のかたち」を考えることこそが、いちばん確かな備えにつながります。

このページが、あなたの「一歩踏み出すきっかけ」になれば嬉しいです。


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  • この記事を書いた人

ごりへい

上海在住歴22年、元旅行会社を経営。 海外在住中に宅建を取得し、その経験を活かして、海外ライフに役立つ情報を発信中。仕事や資格、日常のヒントをシェアしながら、「海外生活をもっと快適に!」をテーマにブログを運営。

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