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語学力を活かして得点アップ!海外語学者におすすめの資格4選

語学力を活かしてキャリアアップを目指す海外語学者にとって、有利な資格を取得することは重要です。

以下の4つの資格は、特に英語の長文読解が試験内容に含まれており、語学力をフルに活用できるものです。

この記事を書いてる人

✔海外在住20年以上

✔上海で旅行会社経営

✔海外在住中に宅建など資格取得

✔現在は日本で不動産業を兼務

✔日本帰国2年で4つの国家試験に合格

 

1. 国際秘書検定(CBS)

国際秘書検定(CBS)

国際秘書検定は、通称CBS(Certified Bilingual Secretary))と呼ばれる資格です。

日本秘書協会が主催している資格検定の一つで、外資系企業などで秘書業務をする人の実力を証明するための民間検定試験です。

国際秘書検定(CBS)の試験内容:

国際秘書検定の試験は、プライマリー試験とファイナル試験の2段階に分けられます。

プライマリー試験合格者のみファイナル試験の受験が可能です。

プライマリー試験(準CBS)

難易度 ★★★☆☆(3/5)
合格点 各科目70%以上
合格率 約40~50%
英語の必要レベル TOEIC500程度

ビジネス実務(日本語)とビジネス英語の2科目からなり、各科目70%以上取れば合格となります。

そのため英検2級レベルであれば、ビジネス実務(日本語)のみを勉強すれば合格を目指せるため非常に有利な資格となっています。

ファイナル試験

難易度 ★★★★★(5/5)
合格点 各科目70%以上
合格率 20~30%
英語の必要レベル TOEIC650点は英検準1級

ファイナル試験は、個人面接と筆記試験の2日間に分かれます。

個人面接: 英語によるオンライン面接で行われ、英語力が非常に重視されます。この部分が合否の鍵を握ります。

筆記試験: 秘書実務、経営管理、オフィス業務管理の3科目が出題されます。特にオフィス業務管理では、英文表記技法やリスニングの問題が含まれており、英語力が試されます。

 

国際秘書検定(CBS) 取得のメリット:

国際秘書検定(CBS)は、高度な英語力を証明し、外資系企業多国籍企業でのキャリアアップに有利です。

国際会計基準やビジネスコミュニケーションのスキルが評価され、経理や財務部門での専門職としての評価が高まります

とくに注目すべきは、合格者のみ加入ができるCBSクラブの存在。

メンバーの多くは外資系・日本企業において秘書職、バイリンガルアシスタントとして活躍していますが、業界は幅広く、専門職、管理職、教職の方もあり様々。

同資格者とのネットワークを通じて人脈を広げることができます。

 

2. 総合旅行業務主任者

総合旅行業務主任者

総合旅行業務主任者は、国際旅行業界で働くための知識を習得でき、各旅行会社の支店に一人必要とされる旅行業法に基づく国家資格です。

総合旅行業務主任者の試験内容:

難易度 ★★★★★(5/5)
合格点: 各科目60%以上
合格率 約15%
(国内旅行業務主任者取得者は約30%)
英語の配点: 20% (200点満点中40点)

総合旅行業務主任者試験の海外実務科目では、英語が必要です。

200点満点中40点が英文読解で、長文が2つ出題されますが、英検2級レベルであれば満点を狙えます。

海外実務科目は120点以上で合格となるため、英語で満点(40点)を取れれば、残り80点を他の科目で取るだけでよいので非常に有利です。

試験範囲は旅行業法、約款、国内旅行実務など広範囲にわたるため、英語で高得点を取ると他の科目に集中しやすくなります。

 

総合旅行業務主任者 取得のメリット

総合旅行業務主任者は、旅行業法により各支店に少なくとも一人必要とされています。

そのため、旅行業界での転職やキャリアアップに非常に有利です。

近年、訪日外国人(インバウンド)が急増し、外国人からの問い合わせも増えているため、語学力のある実務者が重宝されています。

試験では英語が使われますが、韓国語や中国語など他の言語を取得している方にもおすすめの資格です。

 

3. 全国通訳案内士

全国通訳案内士

全国通訳案内士は、通訳案内士法に基づき、報酬を得て外国語で旅行案内を行う国家資格です。

英語だけでなく、他にもフランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語の全10言語の資格があるため、英語語学者以外にも適した資格です。

全国通訳案内士の試験内容:

難易度 ★★★★★(5/5)
合格点: 80点以上
合格率 10%~15%

全国通訳案内士の一次試験では、筆記試験が5科目あります(外国語、日本地理、日本歴史、一般常識、通訳案内の実務)。

二次試験では、外国語の口述試験が行われ、両方に合格する必要があります。

外国語は、英語でいうと英検2級以上があれば解けますが、歴史や観光分野に関する問題になるので、周辺知識もしっかり押さえておく必要があります。

また英検1級、中国語検定1級、ハングル能力検定試験1級の保持者は語学試験が免除になるので、保持者は是非利用したいところ。

 

全国通訳案内士取得のメリット:

全国通訳案内士は、合格率が低く名称独占の国家資格であり、肩書として非常に大きな価値があります。

一方で、通訳業務自体は資格がなくても行えるため、資格取得により自身をブランディングすることで、優位性をアピールすることも必要です。

コロナ後に急速に伸びるインバウンド需要に対応するため、質の高い通訳として資格の価値を活かせます。

資格取得後は得意な語学を生かし、独立して活躍できる資格と言えます。フリーランスを目指す方にはおすすめの資格です。

 

4. インバウンド実務主任者

インバウンド実務主任者

インバウンド主任者は、訪日外国人観光客に対する案内業務の専門知識とスキルを持つプロフェッショナルです。

この資格は、観光業界でのキャリアアップや顧客対応の質を向上させるために有用です。

インバウンド実務主任者の試験内容:

難易度 ★★★☆☆(3/5)
合格点: 70点以上
合格率 おおよそ40%(未発表)
語学の配点: 約 7%

インバウンド主任者の試験は四肢択一形式で、インバウンド総論、歴史、ビジネスなどの11課題からインバウンドに関する幅広い知識が出題されます。

第11課題のテーマ別選択問題は、英語、中国語、韓国語を選ぶことができ、3問出題されます。

他の問題は各設問1点ですが、テーマ別選択問題は1問2点なので、非常に有利です。

英語だと準2級レベルでも解ける問題ないので、語学習得者は非常に有利です。

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インバウンド実務主任者試験取得のメリット

インバウンド実務主任者試験の取得は、急増する訪日外国人観光客の対応に役立つスキルを身につけることができます。

資格を持つことで観光業界での活躍の場が広がり、語学力を生かした転職やキャリアアップが容易になります。

外国人観光客対応の専門知識が評価される場面も多く、この資格は観光業界での競争力を高める重要なツールとなります。

インバウンド実務主任者についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事から。

インバウンド実務主任者資格とは?資格のメリットから試験内容、合格のコツまで解説

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まとめ

海外語学者におすすめの資格4選

いかがでしたか?

海外語学者におすすめの資格4選は以下のとおりです。

  1. 国際秘書検定(CBS)
  2. 総合旅行業務主任者
  3. 全国通訳案内士
  4. インバウンド実務主任者

これらの資格は試験に語学問題が含まれていたり、科目が免除されたりするため、海外語学者は他の受験者よりも有利に合格を目指せます。

語学力に加えてこれらの資格を取得することで、スキルアップ、転職、独立に大きく貢献できます。

資格取得後は、転職サイトを活用して自分にぴったりの仕事を見つけましょう。

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