
「海外で働いてみたい!」そんな夢を叶える一つの手段が現地採用です。
海外の日系企業や現地の企業で直接雇用されることで、新しい環境で挑戦し、自分自身の可能性を広げるチャンスが待っています。
現地採用では、その土地でしか得られない貴重な経験と大きな成長が待っています。

この記事では、そんな実体験をもとに、現地採用のメリットとデメリット、向いている人の特徴、さらにはおすすめのエージェントまで詳しく紹介していきます。
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海外現地採用とは?
海外現地採用とは、日本企業の駐在員ではなく、「現地の企業」や「日系企業の現地法人」に直接雇用されて働くスタイルのことです。
自由度の高い働き方ができる一方で、待遇や将来設計には違いがあります。
下の表で、駐在員との主な違いを簡単に見てみましょう。
駐在員 | 現地採用 | |
---|---|---|
雇用元 | 日本本社 | 現地法人・現地企業 |
給与 | 日本水準+手当あり | 現地水準(手当少なめ) |
福利厚生 | 手厚い | 現地基準 |
帰国後 | 日本に戻る前提 | 現地または自由に転職 |
ご覧の通り、待遇面では駐在員の方が手厚いケースが多く、一見すると現地採用は不利に思えるかもしれません。
しかし、現地採用だからこそ得られるリアルな海外経験・スキルアップ・人脈形成など、駐在員にはない魅力がたくさんあります。
次に、現地採用ならではのメリットを具体的に見ていきましょう。
海外現地採用のメリット
現地採用のメリットは以下のとおりです。
現地採用のメリット
- 現地で通用するスキルが身につく!
- 語学力が“使って”伸びる!
- 海外経験が「転職・昇進」で強みになる!
- 世界に広がる人脈ができる!
- リアルな海外ライフを楽しめる!
ひとつずつ詳しく解説します。
1.現地で通用するスキルが身につく!
現地の会社で働くことで、その国ならではの働き方やビジネスの流れを体感的に学ぶことができます。
たとえば、現地スタッフとのやり取りや会議を通して、その国の文化、考え方、仕事の進め方が自然と身についていきます。
こうした経験は、日本ではなかなか得られない“実践的な国際感覚”となり、次の転職やキャリアアップでも大きな武器になります。


2.語学力が“使って”伸びる!
現地で働くと、日々のやり取りや会議などで実際に言語を「使う」機会が圧倒的に増えます。
学校では学べないようなリアルな会話表現や、その国特有の言い回しが自然と身につきます。
さらに、現地のスタッフやお客さんとのやり取りを通して、実践的な語学力と異文化理解の両方がぐんぐん伸びていきます。


特に、現地の人と毎日関わる中で、「使いながら覚える」感覚が自然と身についていきます。
3.海外経験が「転職・昇進」で強みになる!
現地採用のキャリアがあると、「その国の市場を知っている数少ない日本人」として、企業にとって貴重な戦力になれます。
たとえば現地の商習慣や語学、文化に精通していれば、日本と海外をつなぐポジションや、海外事業の立ち上げメンバーとして活躍するチャンスも。
他に代わりがいない、唯一無二のキャリアが築けるのが、現地採用の強みです。


現地でコツコツ積み重ねてきた実績がしっかり評価されて、日本では得られないようなキャリアアップにつながった例ですね。
4.世界に広がる人脈ができる!
海外現地採用で働くことで、現地のビジネスコミュニティや業界の人々と自然につながりを持つことができます。
こうしたネットワークは、将来のキャリア形成において大きなアドバンテージとなります。
また、現地に暮らす日本人コミュニティも重要な存在です。
日本では出会えないような経営層や起業家と直接つながる機会も多く、人との縁が思わぬキャリアチャンスにつながることもあります。


筆者自身も、現地で築いた友人関係を今でも大切にしており、仕事だけでなくプライベートでもつながりが広がっています。
5.リアルな海外ライフを楽しめる!
現地採用で働くことは、その国での生活に根ざしたライフスタイルを送ることを意味します。
現地の人々と共に暮らし、働くことで、観光や旅行では味わえない、現地ならではの生活の楽しさや充実感を感じることができます。
さらに、現地に住んでいるからこそ、日本では高額でなかなか実現できない旅行を楽しむことも可能です。
ヨーロッパなら週末を利用して近隣諸国や地中海の島々を訪れたり、中国のように広大な土地なら世界遺産巡りを気軽に計画したりできます。
こうした体験を通じて、その国ならではの魅力を深く知ることができるでしょう。


海外現地採用のデメリット・注意点
海外現地採用はデメリットも少なくないので理解しておきましょう。
特に日本から派遣されてくる駐在員とのギャップに悩む方が多いです。
1. 駐在員に比べて給与が安い
海外現地採用では、駐在員と比較して給与が低い場合がほとんどです。
駐在員は本社からの派遣であるため、日本の基準での給与や手当が支給されることが一般的です。
一方、現地採用では、現地の市場相場に基づいた給与が設定されるため、同じ職務内容でも給与に大きな差が生じることがあります。
このため、生活費や貯蓄の面で不安を感じることがあるかもしれません。


筆者の現地採用の初任給は2002年当時、約10万円ほどでした。
それでも、スキルを磨き、経験を積み重ねていくことで、最終的には駐在員に劣らない収入を手に入れることができました。
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2. 駐在員と比べて労働条件が違う
駐在員には住居手当、子どもの学費補助、年に数回の帰国費用、さらには医療保険や年金補助など、日本本社から手厚い福利厚生が提供されることが一般的です。
一方、現地採用ではこれらの手当が含まれない契約が多く、住居費や医療費、教育費などを自己負担するケースがほとんどです。
また、労働時間や休暇制度も現地の法律や規定に従うため、日本とは異なる条件で働くことになります。


足りない分はクレジットカードの付帯保険を活用したり、新NISAで自分年金を作るといった方法で補えば、安心して働けます。
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3. 現地スタッフとの軋轢
現地採用で働くと、現地スタッフと一緒にプロジェクトを進めたり、指示を出す立場になったりすることもあります。
その中で、文化や仕事観の違いによって、誤解や摩擦が生じることも少なくありません。
たとえば、「納期を守ることよりも関係性を重視する文化」の中で、日本式の進め方を押し通してしまい、現地メンバーとの関係が悪化した…というケースもあります。
特に管理職として採用された場合は、現地スタッフの信頼を得るまでに時間がかかり、チーム全体のモチベーションや成果に影響を与えることもあります。


筆者も現地スタッフとの関係に悩んだ時期がありましたが、一緒にランチに行ったり週末に小旅行へ出かけたりする中で距離が縮まり、信頼関係を築くことができました。
4.「このままで大丈夫?」将来の不安
現地採用として働き始めた当初は「海外で働く」という目標を叶えられた達成感もありましたが、長く続けるほど、次第に将来への不安も大きくなってきます。
たとえば…
- 数年働いても昇給がほとんどない
- 現地スタッフとの違いから昇進が難しい
- この経験が日本に戻ったときに通用するのか不安
- 配偶者の国での生活に将来性を感じられない
現地では役職や職種の選択肢が限られていたり、日系企業の縮小でポジション自体がなくなってしまうケースもあります。


不安を感じたら、一度立ち止まって、キャリアの棚卸しや転職エージェントへの相談などを検討するのもおすすめです。
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現地採用で輝ける人の特徴とキャリアの広がり
現地採用は誰にでも向いているわけではありませんが、以下に当てはまる人は、現地採用に向いているタイプです。
こんな人に向いている!
- 冒険心がある人:新しい文化や働き方に挑戦したい
- 柔軟性がある人:現地の常識やルールにも対応できる
- 語学・コミュ力がある人:英語や現地語での意思疎通ができる
- 課題解決に前向きな人:トラブルも経験と捉えられる
こうした特性がある人は、現地での仕事や生活を前向きに楽しみながら、将来的には起業や、駐在員以上の報酬を得る道も開けてきます。
実際に、現地採用からスタートし、以下のようにキャリアを広げていった例もあります。
中国で働く女性
日本語教師として現地採用された後、大手日系企業の営業職に転職。営業成績が評価され、最終的に駐在員待遇に昇格。「現地採用→駐在」の二刀流キャリアを実現。
アメリカ暮らしの男性
寿司店に現地採用で入社後、店長に昇進。実力が認められ、現地大手スーパーの食品開発部門に引き抜かれる。引退後は現地でセカンドライフを満喫。
このように、現地採用は「海外で働く」だけでなく、長期的なキャリアを築くスタートラインにもなり得ます。
海外現地採用におすすめの転職エージェント3選
現地採用での転職を成功させるためには、信頼できる転職エージェントの活用がカギです。
ここでは、筆者が実際に調査・比較した中から、海外転職に強いおすすめのエージェント3社をご紹介します。
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中でもビヨンドボーダーは、現地採用に最も特化しており、「海外で暮らしながらキャリアを築きたい人」にぴったりのサポート体制が整っています。


まとめ:この記事を読んだあなたがやること
海外現地採用は、自分の可能性を広げながら、リアルな海外生活とキャリアアップを両立できる貴重な選択肢です。
この記事を読んだあなたが次にやるべきステップは以下の3つです。
現地採用に向けた3ステップ
- 自分の希望する国や職種を明確にする
まずは「どこで」「何をしたいか」を整理しましょう。 - 現地採用に強いエージェントに登録する
海外転職のプロに相談することで、最適な求人やサポートが受けられます。 - 語学・スキルの準備を始める
現地採用では即戦力が求められることも多いため、準備は早めにスタートを。
不安や疑問があっても大丈夫。まずは一歩を踏み出すことで、あなたの海外キャリアが動き出します!
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