海外移住に向けた準備や手続きを、1年前、6か月前、3か月前、1か月前のタイミングごとにリスト化しました。
手続きを忘れると、一時帰国が必要になり、思わぬ出費が発生することもあります。
このリストを使って、必要な準備を漏れなく行いましょう。
この記事を書いてる人
✔海外在住20年以上
✔上海で旅行会社経営
✔海外在住中に宅建など資格取得
✔現在は日本で不動産業を兼務
✔日本帰国2年で4つの国家試験に合格
以下の目次から、各項目をチェックしてください。
海外移住の1年前の準備
パスポートの更新をする
パスポートの更新は残存有効期間が1年未満になってから可能。
残存有効期間が6か月未満になると入国が制限されたり、ビザが取れなくなる国もあります。
パスポートの更新は移住国の日本領事館でもできます。
ただ領事館のある都市まで行く必要があったり、更新中は飛行機の搭乗も制限されるので、期限が迫っていれば早めに更新しましょう。
初めてパスポートを取得される方もビザの準備があるので、1年前くらいから発給申請を行いましょう。
隙間時間で言語を学ぶ
移住先で一番必要となる言語スキルはリスニング力です。
移住先の言語の勉強はある程度されていると思いますが、出発前の隙間時間に移住先の言語を聞くようにしましょう。
最近は音声メディアが流行っているので、習いたい言語のメディアをフォローして聞いてみるのがおすすめ。
海外移住の6か月前の準備
ビザの申請を始める
移住先の国、目的に合わせてビザの取得が必要です。
転職や駐在で移住する場合は、新しい会社でビザ取得をしてくれると思いますが、必要書類など確認していきましょう。
場合によっては、大学の卒業証明書など必要になる場合があるので早めに確認を。
運転免許証の更新
通常、免許証の更新期間は誕生日の前後1か月です。
ただしやむを得ない理由があれば事前に更新可能。
海外渡航、病気などによる入院、出産予定など、誕生日前後1か月の更新期間に更新手続きができないことがあらかじめ分かっている方は、更新期間より前に、更新手続きを申請することができます。
引用:千葉県警
管轄の警察署に確認してみましょう。
航空券を予約する
航空券は6~3か月前に購入するのが、一番安く買えます。
人気の都市やピーク時は3か月前には満席の場合もあるので、6か月前から値動きを注視してみましょう。
早期予約で料金を抑えられるだけでなく、希望の座席や便の選択肢も広がります。
また、キャンセルポリシーを確認しておくと、万が一の日程変更にも安心です。
滞在先の住居を探す
移住先で非常に重要なのが住居。
転職や留学などで現地で直接探す予定の方も、都市によっては日本でも物件が探せます。
アパマンや、海外CHINTAIのサイトでは海外の物件が豊富に紹介されてます。
日本の不動産会社を通すと、ローカル不動産より高額な場合が多いですが、現地に日本人対応スタッフがいるので、トラブル時に対応してくれます。
転職や赴任で移住される方は、会社が用意されると思いますが、物件を見て現地の土地勘を身に着けるのもよいと思います。
クレジットカードを作る
住民票を抜いたり、退職してからだとクレカの審査が通らなくなります。
クレカの審査が通りやすい会社員のうちに、海外で使えるクレカは複数枚作っておきましょう。
ポイントは海外旅行保険が付帯しているカードです。
詳しくは別記事で紹介します。
海外移住の3か月前の準備
国際免許証を取る
現地で運転を予定している人は国際免許の申請を行いましょう。
最寄りの警察署 (約1~2週間で発行)
運転免許センター、運転免許試験場 (即日発行)
書類申請で簡単に取得できます。
国際免許が使用できる国は以下の通り。
上陸から1年間の有効なので、必要に応じて現地の免許を取得しましょう
国際免許証で自動車等を運転できるのは、上陸日から最大一年間です(当該国際免許証の有効期間の方が短い場合はそちらが有効期限となります)。
引用:JAF(日本自動車連盟)
不用品を処分する
不用品を処分していきましょう。
メルカリでの販売が慣れている人はメルカリで処分が良いですが、近頃は販売者間の競争が熾烈となり、初心者にはハードルが高くなってます。
そんなときは買取業者に頼むのが楽です。
最近は宅配で送るだけで買取をしている業者も多く、移住前に貴重な時短となります。
おすすめの買い取り業者を別記事でまとめます。
退職の準備をする
会社員であれば会社に退職届を出しましょう。
退職意思を伝えて上司の承諾を得て、しっかりと引継ぎを行い、有給消化も含めると、おおよそ退職までに1カ月半~2カ月程度かかることが多いようです。
引用:リクルートエージェント (太字は筆者)
有休しっかり消化して、移住の準備や、日本でやりたいことに当てましょう!
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住んでいる家の退去連絡
賃貸をしている方は、大家に退去の連絡をしましょう。
契約書に「退去予告は何カ月前」になっているか、は事前確認が必要。
通常は1カ月前とされている場合が多く、「引越します」と伝えてから1カ月間の家賃は支払いが必要。
なかには3カ月前となっている物件もあるので要注意です。
海外移住の1か月前の準備
住民票を抜く(海外転出届)
海外転出届は14日前から転出できます。
「海外転出届提出=住民票を抜く」です。
住民票を抜くと、税金や保険料の負担が減る代わりに、国民年金は任意加入、国民健康保険は強制脱退になります。
マイナンバーも無効になるので、注意しましょう。
ただし、移住先の銀行口座開設でマイナンバーが必要になる場合もあるので、渡航してから様子を見て、住民票を抜くのもありです。
日本にいる家族に頼んで、代理申請で住民票を抜くことも可能です。
詳しくは以下で解説しています。
車を処分する
海外移住前で時間がない方におすすめの車買取一括査定サービスはMOTA。
おすすめポイント
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郵送物の転送手続きをする
家に届く郵送物を実家などに転送できるようにしておきましょう
転送期間は、届出日から1年間です(転送開始希望日からではありません)
実家や親しい人に転送先を頼んでおけば、必要な郵便物を確認したり、緊急の書類が届いた際にも安心です。
滞在先のホテルを予約する
移住先に到着してすぐに新居に入居できない方や、現地で新居を探す予定の方はホテルを予約しておきましょう。
特に、洗濯機や冷蔵庫が備わったサービスアパートメントは長期滞在におすすめです。
宿泊費用を抑えつつ、生活の利便性も確保できるため便利です。
また、交通の便が良く、スーパーや飲食店が近くにあるエリアを選ぶと、現地での生活準備がスムーズに進みます。
携帯電話の解約
海外移住の際、現在使用している携帯電話の解約も検討しておきましょう。
契約プランによっては、解約のタイミングに応じて違約金が発生する場合があるため、解約費用の確認も大切です。
また、最近では日本の携帯番号がないと申し込めないサービスも増えているため、日本の番号を残しておくと便利な場面もあります。
番号を保持したい場合は、一時休止サービスや、番号を保管できる「MNP予約番号」の取得も一つの方法です。
渡航先でのネット環境を確保する
渡航先でのネット環境を事前に整えておきましょう。
海外の無料Wi-Fiスポットは、現地の携帯番号での認証が必要な場合もあり、使いづらいことがあります。
現地でスムーズにインターネットを利用するために、SIMカード式のモバイルルーターを用意しておくと便利です。
また、移動中にバッテリーが切れてしまうこともあるため、携帯バッテリーも準備しておくと安心です。
まとめ
いかがでしたか?
海外移住前に必要な手続きを効率よく行うことで、貴重な準備時間を確保することができます。
海外移住前の準備リスト
この記事を参考に、安心して新生活のスタートを迎えられるよう準備を整えましょう。
この記事は以上です。ありがとうございました。