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国際結婚必見!外国人配偶者のための「在留資格」取得の流れと体験談

2025年2月13日

ねこすけ
ねこすけ
外国人配偶者が在留資格を取る方法を教えて!体験談も聞きたい!

私は2023年に、20年以上暮らした中国・上海から日本へ拠点を移しました。

その際、中国人の妻も一緒に日本へ渡航しましたが、妻の在留資格を取得する手続きでかなり苦労しました。

この記事では、国際結婚で外国人配偶者が日本で在留資格を取得する方法を、私たちの体験談を交えながら解説します。

この記事を書いてる人

ごりへい

✔海外在住20年以上

✔上海で旅行会社経営

✔海外在住中に宅建など資格取得

✔現在は日本で不動産業を兼務

✔日本帰国2年で4つの国家試験に合格

さらに、手続きの注意点や必要書類、参考リンクもまとめているので、これから手続きを始める方はぜひ参考にしてください。

 

在留資格とは?

在留資格とは、日本に滞在する外国人が行う活動や身分に基づいて、日本政府がその滞在を許可するための資格です。

外国人配偶者が長期滞在するためには、「日本人の配偶者等」という在留資格を取得する必要があります。

詳細は法務省の公式ページをご確認ください。

 

必要書類一覧(在留資格認定証明書交付申請)

在留資格を取得するためには、申請時にいくつかの書類を用意する必要があります。

書類名 備考
在留資格認定証明書交付申請書 所定の様式に記入し、写真を添付する必要があります。
写真(1葉) 指定規格を満たした写真を用意し、申請書に貼付。
配偶者(日本人)の戸籍謄本 婚姻事実の記載があるもの。婚姻事実が記載されていない場合は婚姻届出受理証明書も必要。
申請人の国籍国の結婚証明書 外国の機関が発行した結婚証明書を1通提出。
日本での滞在費用を証明する資料 課税証明書・納税証明書、預貯金通帳の写し、または雇用予定証明書などいずれかを提出。
配偶者(日本人)の身元保証書 所定の様式に記入し提出。
配偶者(日本人)の住民票の写し 世帯全員が記載されたもの。マイナンバーは省略し、他の事項は省略なし。
質問書 必要事項を記入し提出。複数言語版あり。
夫婦間の交流が確認できる資料 スナップ写真(2~3葉)、SNS記録、通話記録など。
返信用封筒 定形封筒に宛先を記入し、簡易書留用の切手を貼付。

ポイント

  • 書類はすべて最新のもので、内容が正確か確認しましょう。
  • 課税証明書住民票は市役所・区役所で取得できます。
  • 書類に不備があると審査が遅れるため、慎重に準備しましょう。

最新情報はこちらから: 法務省 在留資格認定証明書交付申請(日本人の配偶者等)

 

手続きの流れと注意ポイント|体験談を交えて解説

在留資格取得までの手続きは、大きく3つのステップに分かれます。

それぞれの流れを簡潔に説明しつつ、私たちの体験談を交えて注意点を紹介します。

ステップ1:在留資格認定証明書交付申請

まずは、必要書類をそろえて、日本国内の地方出入国在留管理局で在留資格認定証明書交付申請を行います。(郵送での提出はできません。)

私はコロナ禍で帰国できなかったため、母が横浜の入国管理局で代理申請してくれました。

提出書類の「質問書」には二人の出会いや交際の経緯を書く欄がありますが、「詳細に書きすぎると証人や追加資料が必要になる場合がある」とスタッフからアドバイスを受け、その場で内容を調整することに。

思いのほか時間がかかったので、提出日には時間に余裕を持って臨むことをお勧めします

注意ポイント

  • 質問書は簡潔かつ正確に書くことが大切。
  • 申請提出ができる人は、法定代理人など決まっているので注意。(参考)
  • 必要があれば現場のスタッフに相談しながら作成しましょう。

 

ステップ2:認定証明書の交付と海外でのビザ申請

在留資格認定証明書

1〜3か月後に在留資格認定証明書が交付されます。

なお、認定証明書は日本国内の住所へ郵送されます。海外への直接郵送はできません。

私たちの場合、在留資格認定証明書の交付には約3週間かかりました(提出:11月15日 → 交付:12月8日)。

認定証明書は実家の母に郵送され、そこから上海に転送してもらいました。

渡航まで1か月に迫っていたので、いつ届くのかとやきもきしたのを覚えています。

注意ポイント|短期ビザで入国している場合の手続き

もし、すでに本人が短期ビザで日本に滞在している場合は、原則として一度母国に戻ってビザを申請する必要があります。

ただし、以下のような例外的な事情がある場合は、日本国内で在留資格変更許可申請が認められるケースもあります。

  • 配偶者が妊娠中で帰国が難しい場合
  • 重篤な病気などで帰国が困難な場合
  • 災害や渡航制限など、特別な状況がある場合

 

ステップ3:ビザの申請と受け取り

日本人の配偶者ビザ(シングル)

在留資格認定証明書を持って、海外の日本大使館または領事館でビザ申請を行います。

申請が下りると、日本渡航用の「Spouse or Child of Japanese National」(日本人の配偶者等)ビザが発行されます。

私たちは上海の出入国管理局経由でビザを申請しました。

審査には約1週間かかり、無事に年末ギリギリでビザを受け取ることができました。

このビザを持って、日本への渡航が可能となりました。

ステップ4:日本到着と在留カードの受け取り

在留カード

日本到着時、空港で在留カードが交付されます。

この在留カードは今後の日本での身分証明書となるため、必ず大切に保管しましょう。

無事に日本に到着し、空港で入国審査のときに在留カードを渡してくれました。

到着後は市区町村役場で住民登録や健康保険の手続きを行いました。

注意ポイント

  • 空港で在留カードを受け取ったら、14日以内に市区町村役場で住民登録を行いましょう。
  • 在留カードは常に携帯し、身分証明書として活用します。

 

まとめ:スムーズな手続きを目指して

外国人配偶者の在留資格取得は、複数のステップを経て完了する手続きです。

準備が万全であればスムーズに進む一方で、書類不備や予期せぬ状況で時間がかかることもあります。

スムーズな手続きのためのポイント

  1. 必要書類は事前にしっかり確認し、正確に準備する
  2. 「質問書」は簡潔かつ正確に記入し、余計なトラブルを避ける
  3. 渡航日程には余裕を持ち、認定証明書やビザの交付を待つ期間を考慮する

これから手続きを進める方は、ぜひ今回紹介した体験談や注意ポイントを参考にしながら準備を進めてください。

この記事は以上です。ありがとうございました。


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  • この記事を書いた人

ごりへい

上海在住歴22年、元旅行会社を経営。 海外在住中に宅建を取得し、その経験を活かして、海外ライフに役立つ情報を発信中。仕事や資格、日常のヒントをシェアしながら、「海外生活をもっと快適に!」をテーマにブログを運営。

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